コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が増えて、以前に比べて電気代が高くなっている方も多いと思います。できるだけ電気代や水道代の固定費は安く抑えたいですよね。
電力会社を変えて電気代を節約
まず考えたいのが、『電気会社との契約を見直すこと』。電気代を安くすることでできる可能性があります。
2016年4月の「電力自由化」により、以前は地域で決められていた電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力、の10社=旧一般電気事業者)としか契約できませんでしたが、新たに参入した新電力も含め、自由に電力会社を選んで契約ができるようになりました。
電気代がおトクになります
電力自由化により多くの電力販売会社が参入して競争原理が働き、おトクな電気の契約はたくさんあります。
「生活スタイルに適した料金の契約が選べる」、「使った電力に応じたポイントサービスが受けられる」、「ガスの利用、携帯電話などと組み合わせた利用による割引がある」などといったメリットがあり、つまりはおトクに電気を使えるということになります。
一戸建て、マンション、アパート、どこでも使えます
電力自由化は、住んでいる環境に左右されずに利用が可能であり、一戸建て住宅だけでなくマンション、アパートでも利用できます。
電力販売会社が事業停止しても電気供給は継続します
契約した電力販売会社が、電気事業を中止したり、倒産してしまった場合でも、セーフティネットとして、既存の電力会社が電力供給を続けるため、ただちに電気が停止することはありません。
ただし、そのままの状態を放置する訳にはいかないので、次の電力販売会社を選んで、新たな契約をしなければなりません。
電力販売会社が小規模でも電気の品質は変わりません
自由化されるのは電気の「小売」の部分であり、電気を作る「発電」や、「送配電」の部分には大きな変更はありません。そのため小規模な電力販売会社と契約しても、「送配電」は既存の電力会社が担っているため、電気が止まったり、電力供給が不安定になったり、と品質が落ちるということはありません。
違約金が発生する場合があります(デメリット)
契約期間内に未達による違約金発生の可能性
電気の使用開始から1年以内に契約解除や契約変更をすると、電力販売会社との契約によっては違約金が発生することもありますので、引越しの計画がある場合などには、しっかりと契約内容を確認する必要があります。
基本料金0円の電力販売会社
電力自由化になってから、いろんな会社が電気販売をしていますが、ここでは基本料金0円の会社を紹介しましょう。
『Japan電力』は、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、売電事業など、再生可能エネルギー事業を手掛け、また国内最大級の生産工場を有する太陽光パネルメーカーでもあり、全国での電力販売実績を備えた小売電気事業者でもあるるアンフィニ株式会社が運営しています。
webサイトにはシミュレーションの機能があり、どれだけ電気代が安くなるかを確認できるので、まずは気軽に試してみてから検討すればいいと思います。
『Japan電力』は、基本料金が0円で、段階ごとに単価が下がっていく設定なので、電気を使えば使うほど、おトクです。電気代を気にせず、快適な自宅時間を過ごしましょう。
家電を上手に使って節電
自宅にある家電機器を上手に使うことで節電することができます。
冷蔵庫、エアコン、テレビ、照明器具の4つで、電気代全体の4~5割になると言われています。つまり、この4つを上手に使えれば大きな節電ができるということです。具体的な節電のポイントを紹介しますので、試してみてくださいね。
・ドアの開閉回数を減らすこと
・ドア開閉の際には素早くしっかり閉めること
・食品を詰め込みすぎないこと
・季節ごとに温度設定を調節すること
・冷蔵庫のまわりのスペースを空けること

・こまめにON/OFFはしない
・適切な温度にする
・部屋を密閉する、カーテンも閉める
・掃除もしましょう
(かなり有効です)
【テレビの節電方法】
・こまめにON/OFFする
・しばらく見ないのであれば主電源をOFFにする
・画面の明るさを調整する
【照明器具の節電方法】
・LED電球に交換する